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執筆者の写真Uinds Sprint

法人成りのメリット

本年中に「創業する方」が利用できる「地域創造的起業補助金」の公募が開始されました。 創業等に要する経費の2分の1以内の助成があります。 応募期間 2018年4月27日~5月26日17時まで・電子メールによる応募の場合

これについては、別に書くとして、法人成りのメリットを私の経験を踏まえて、まとめてみました。

法人成りをするメリット


信用度が高くなる

一般的に、個人事業主よりも法人の方が信用力が高くみられます。法人について規定している会社法は、売上数百万円の会社も上場企業も同じ枠組みでつくられているからです。 ※取り扱いには上場企業(公開会社)と中小企業では違う規定もあります。


有限責任になる

債務については有限責任となりますので、万が一失敗しても、マイナスを引きずることがなく、ゼロからやり直すことができます。もっとも、借入金などは個人保証を求められますので、「借金棒引き」などというのは特殊なケースになりますが...


節税の機会が増える

直接の所得から役員報酬(給与所得)になることで、給与所得控除が使えます。これはみなしの必要経費みたいなものです。その他、退職金の損金算入や繰越欠損金の控除期間など、法人の方が有利なケースがあります。


福利を充実させることが出来る

法人は社会保険が強制適用になりますが、社会保険料の半分は会社負担になりますので、将来の年金を充実させることが出来ます。また、生命保険料を経費にできるので、保障を充実させることができます。


財務がしっかり捉えられる

別に個人でもやろうと思えば、しっかり財務状態を見ることはできるのですが、やはり求められるものが違うので、法人の方がしっかりした財務諸表を作成することなります。ひいては、しっかり経営を行うことに繋がります。

総じていえば、”ずっと事業を続けていくつもりなら”法人にした方が良いです。いつのタイミングとかじゃなく、”善は急げ”

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